こんにちは、リフォーム工事課の辻です。今回は、湿気の多い床下を乾燥させるために有効な調湿材をご紹介します。
立地条件によっては床下の湿気が多いお家がたまにあります。
先日まで工事をさせていただいたお客様のお家は裏に山があり、雨が多いと敷地に雨水が流れ込んでくる事がしばしばあり、お客様はしきりに床下の湿気を気にされていました。
もとの床下は土の状態でしかも基礎は石の上に柱を立てる形式でしたので無理もありません。
床下の湿気はシロアリが好む環境なのでシロアリ被害を防ぐ上でも対策が必要です。
そこで建物の補強と湿気防止を目的としてコンクリートを敷き詰めることにしたのですが

それでも気になるとの事でしたので、墨を使った調湿材を床下に敷き詰めることを提案し工事をさせていただくこととなりました。
その調湿材がこちらです。

床の下地となる角材を取り付けた後、必要数量を下のコンクリートの上にフィルムを下にして並べます。

並べ終えたら断熱材を施工して

床の下地となる合板を取り付けるまでが一連の流れとなります。
裏が山ではないにしても床をめくると床下の土にカビが生えているお家も見かけることがあります。
コンクリートを流し込むのが難しくても、ビニールシートを敷き詰めることで地面からの湿気を抑え、今回のような調湿材を並べればかなり効果が期待で切るので、心配されているようでしたらご相談をされてみてはいかがでしょうか。